えくぼ先生4時間目
モダンな提灯作り
Chochin(lanterns)
画像をクリックすると大きな画面で見れます
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えくぼ先生の参考作品 |
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制作の進め方 |
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道具、材料は・・・
・厚紙四つ切・ダンボール・籤芯材(径2.5o)・竹籤(支柱として)・障子紙・木工ボンド速乾性・針金・たこ糸・はさみ、カッター、カッティングマット、筆(ボンドを塗るため)・照明(希望者) です。
写真を参考にしてね
1.ダンボール紙などある程度強度のあるもので型紙をつくります。型紙は上下の口で分解できるようにね。
2.型に籐を巻きます。籐の最初と最後は輪っかにして、針金で補強してね。
3.籐にワシを指先でしっかりつけます。型のところははりません。
4.型を上下の口からぬきとり、型があった、まだ紙がはってないところを貼り合わせる。
上下の口の所も紙を折り返して貼るなどして、仕上げる。
5.提灯は時間とともにつぶれていきますので、提灯の中に竹ひごなどでつくった支柱を入れます。
(提灯をつる場合は、なくてもOK)
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えくぼせんせいのコメント
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・プリントをこどもたちにくばって、作り方をわかりやすくしたよ。
プリントの内容は、だいたいこういうこと↓よ。
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1・アイデアスケッチ
●籐をらせん状に巻いてるくることを想定して、かたちを考える⇒シンプルな中にもかたちのおもしろさを!
●どの部屋で、どんな風に使いたいか、いっしょに考えよう
2・原型づくり
●画用紙でつくります。作品のサイズは、配布した画用紙に収まるサイズとします
3・型紙づくり
●ダンボール紙でつくります。折り目のないしっかりしたものを選んでください!段ボールをつぶしたり、曲げたりしてはいけません!
●型紙は 計6枚つくります
●ダンボール紙の目がタテ(斜め)向きになるように使ってください
4・型に籐を巻く
●最上下段は、金輪をつけ、籐とつなぎます
●四角形の場合は、角になるところの籐を折る。籐をしごき、できるだけ、真っ直ぐな状態にして使いましょう。
5・紙を貼る
●紙のかたちについて⇒先生の説明を聞きましょう
●籐と和紙を指先でしっかりつけましょう
6・仕上げ
●型紙を一枚ずつはずし、紙の継ぎ目を貼り合わせる
●上下の口を仕上げる
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・型は、四方に一枚づつ、その四枚を上と下とでつなげるの一枚づつ、計六枚くらいがいいと思うよ。
・提灯づくりに入るまえに、スケッチしたり画用紙などで型の型紙をつくったりしたほうが、
作業がうまくいくよ。
・高校生なら全部で10〜14コマぐらいでできるかな。
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生徒作品 |
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メガネ先生の授業の裏を読む |
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日本の伝統的な提灯づくりを授業用に上手く簡単にしてありますね。
簡単にしてあることを逆に利用して、シンプルなモダンデザインにしたことがいいですね。こういった仕事は手先の技術とともに計画性が必要です。プリントやスケッチ、マケットオなどで、流れをしっかりつかませたいですね。
生徒にとって技術的に難しい場合は、形を四角に限定したり、籐を針金に変えたりする工夫をするとよいと思います。こういった工芸作品から、より物のおもしろさを伝われたらよいですね。
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